気軽にできるダイエット方法として知られる脂肪溶解注射ですが、どんな脂肪にも効果があるのでしょうか?

人によって脂肪の付き方は様々で、皮下脂肪が多い方もいれば内臓脂肪が気になる方もいるでしょう。
どちらにも効果があれば嬉しいのですが実際はどうなのか、
内臓脂肪と皮下脂肪の違いにも触れて詳しくお話していきます。

内臓脂肪と皮下脂肪の違い

内臓脂肪と皮下脂肪、どちらも一度は聞いたことがあると思います。
ここではその違いについて見ていきましょう。

内臓脂肪とは腹筋の内側に付く脂肪のことで、
増えすぎると生活習慣病の原因の一つとなり得るものです。
しかし、内臓の位置を保ち衝撃などを和らげるクッション代わりにもなるので、
増えすぎなければ問題ありません。

一方で、皮膚(表皮・真皮)のすぐ下に付く脂肪のことを皮下脂肪と言い、
体を保温する役目を持っています。
分かりやすく言えば指で摘まめる脂肪が皮下脂肪になり、
一度付いてしまうとなかなか落としにくく厄介です。
男性よりも女性に付きやすく、ダイエットをしようと思うと皮下脂肪は長期間の戦いになるでしょう。

脂肪溶解注射は皮下脂肪の減少のみ

脂肪溶解注射は皮下脂肪組織へ注射をすることによって、脂肪細胞を溶かして減らす施術です。
効果があるのは、薬剤を注入した場所の狭い範囲になります。

よって、体の奥で内臓を取り囲むように付いている内臓脂肪までには、
薬剤が届きませんし効果はありません。

皮下脂肪よりも内臓脂肪が多い方は、脂肪溶解注射をしても効果があまり出ないことがあります。
逆に言えば、皮下脂肪が多い方ほど脂肪溶解注射に向いていると言えるでしょう。

内臓脂肪は美容整形ではどうにもならない

脂肪溶解注射だけではなく、脂肪吸引といった美容整形で内臓脂肪を減らすことはできないのが現状です。
成人病を引き起こす原因にもなる内臓脂肪ですが、実は案外簡単に落とせることをご存知でしょうか。

皮下脂肪は一度付いてしまうとダイエットをしても減らしにくいのですが、
内臓脂肪は食事制限や運動などを行えば、割と簡単に落ちてしまいます。

自己流ダイエットでも落とせる内臓脂肪は自分自身で、
自分ではどうにもできない皮下脂肪は脂肪溶解注射と使い分けを行うといいかもしれません。

並行してカロリー制限などを行う

先ほど説明したように、脂肪溶解注射では内臓脂肪を減らせないことが分かりました。
比較的簡単に落とせる内臓脂肪は、カロリー制限や定期的に運動をして減らしていくことが大切です。

また、脂肪溶解注射はリバウンドしにくいと言われていますが、
過剰なカロリー摂取をすれば元に戻ってしまう可能性が高くなります。

何事も適度に行うように心がけ、暴飲暴食は控えるようにしましょう。
脂肪溶解注射で皮下脂肪を減らし、同時に食事のカロリーを抑えれば効果が高まるので、
どちらも行うことがダイエットへの近道です。